〜雪国の暮らしを科学しぬくもりを贈ります〜  薪ストーブ・床暖房・融雪装置・断熱材の販売・施工

有限会社秋田雪国科学
 
 

薪ストーブ〜薪ストーブの施工

○薪ストーブの購入を検討する時、大切な事

薪ストーブを使用する目的にあわせて検討して下さい。 冬場、主暖房として考えるのか、他の暖房器具と併用するのか、週末のくつろぎの時間に使用するのか、 それとも雰囲気づくりのためか、それを明確にすると薪ストーブの機種や必要な暖房能力は決まってきます。

○薪ストーブの設置場所

家のどこに薪ストーブを置くかは大変重要なポイントとなります。 最も理想的なのは家〔部屋〕の中心です。 中心に置くことによってストーブ本体のふく射熱を有効に利用でき、効率よく暖めることができます。 また吹抜け構造や、間取りも考慮に入れ、家全体が暖まるような場所がベストです。 また、煙突の立ち上げ方法も大切な問題です。なるべくストーブから真っ直ぐ立ち上げるのが理想です。 曲がりがない分、ドラフト(煙の吸い込み)に対して障害がなくなり、燃焼効率も高くなります。 煙突掃除も手間がかかりません 。

○薪ストーブの選び方〔部屋の大きさと暖房能力の関係〕

薪ストーブの機種を選ぶ時大切なことは、 まず、どのくらいの広さの部屋を暖めたいのかを検討します。 そしてその地域の気象条件、建物の構造、天井の高さ、窓の数、吹抜け構造の状況などを考える必要があります。 熱出力と暖房能力の目安としては、おおよそ300kcal=1坪を目安として計算してみてください (※木造住宅天井高2.4mの場合)。 吹き抜け構造やログハウスの場合は、通常の1.5倍程度の能力のものを選ぶことをおすすめします。

○煙突

薪ストーブは、ファンなどを一切使用せず、 自然のドラフト(上昇気流;いわゆる煙突の吸い込み力)だけで燃焼し、煙を排出しています。 そのため、ストーブを正常に燃焼させ、スムーズに排煙を行わせるためには、 煙突を正しい位置に設置することが重要な意味をもってきます。

薪ストーブ写真

煙突にはシングル煙突と二重煙突があります。 シングル煙突は、1枚の金属を丸めただけのもので、主に室内部分で使用します。 二重煙突は径の重なる煙突を重ね、その間に高品質の断熱材を充填したもので、貫通部や屋外で使用します。 シングル煙突は、表面から相当な輻射熱を放出します。 ですから、室内煙突部分に使用すると、暖房効果を高めることができます。

薪ストーブ写真

反面、断熱性が劣るため、屋外部分に使うと、外気で冷やされ、 ドラフトが発生しづらくなり、スムーズな排煙ができなくなることがあります。 また煙に含まれる水分が149°以下になると結露現象が起き、煙突内部に煤やタールが付着しやすくなります。 ですから、屋外に出る部分には二重煙突を使います。そうすれば、煙は冷やされずに熱いまま排出されますので、 煤やタールの付着を最小限に抑えることができます。

煙突は必ず屋根の高い位置から出して伸ばしてください。 その高さも、風の影響を受けないようにするため、適切な高さを確保する必要があります。 この高さは屋根の勾配や棟からの位置によっても異なりますので、下図を参考にしてください。 ただし急勾配の屋根の場合はこの条件を満たすことが難しくなりますので、 できるだけ棟に近い場所に設置するようにしてください。

煙突はまっすぐ立ち上げる屋根出し方法(下図参考)が理想的です。 しかし、やむをえず壁面から出す場合は、出来るだけ横引き部分を短くし(1m以内)、 曲がりの使用をできるだけ少なくすることが必要です。

薪ストーブ写真



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